iPhone 5にも、何か新しくないものがあるはずだ、と思うかもしれない。実は背面のiSightカメラでさえ改良されているのだが、その改良の程度は他の機能ほどではない。今回のカメラも8メガピクセルカメラだが、新しいサファイアクリスタルレンズを持ち、動的低光量補正、1080pビデオカメラの手ぶれ補正、ビデオ撮影時の写真撮影などの、ハードウェアを使用する改善された機能が追加されている。
このカメラでは素晴らしい写真が撮影でき、それも以前より少し改善されている、というわけだ。iPhone 5では、低光量でも従来よりもはるかにクリアな写真を撮影できるが、明るく直接光がある中で取った驚くほど精細な画像と比べれば、よりコヒーレントではあるが、粒度は粗く解像度も低い。私は半ば暗い息子の部屋を走り回っておもちゃの写真を撮影してみたが、iPhone 5はiPhone 4Sでは無理だったところでも写真を撮ることができた。
私は暗めの状況でのカメラの性能を示すため、屋内で何枚かの写真を撮影した。もちろん、そういう場合はフラッシュを使うことが多いだろうが、バックアップとしてフラッシュなしで撮影しても構わないはずだ。
屋外と屋内でいろいろな写真を撮ってみて、私が感じたもっとも大きな改良点は、新機能である見事なパノラマモードと、撮影速度が速くなったことだ。これらの2つの機能のうち1つは、iOS 6にアップデートすればiPhone 4Sでも利用できる。従って、もう一方がiPhone 4Sからの本当の改善点ということになる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する