米国時間9月9日にSearch Engine Landで報じられたとおり、Microsoftは「Microsoft Advertising」を「Yahoo Bing Network」に改称し、同社のオンライン広告の名称を「Bing Ads」に変更するという計画をうっかり漏らしてしまったようだ。
筆者が太平洋時間9月9日午後7時に確認したとき、Microsoftは新ブランディングを含む複数の投稿や新しいTwitterアカウント、Facebookページを表示していた。
Yahoo Bing Networkは、YahooとMicrosoftの中核的な検索サイトを統合したMicrosoft Advertisingの新名称のようだ。MicrosoftはMicrosoft Advertisingについて、米国の検索シェアの30%を占めると宣伝している。さらに、Microsoft(とYahoo)は名称変更の一環として、Bingがサービスを提供しているのはYahooだけではないことも強調している。両社はYahoo Bing Networkの新しいFacebookページ上で、「Yahoo Bing NetworkはYahooとBing」、さらにFacebookやAmazon、Monster、WebMD、CNBC、Viacomなどの「パートナーサイト」、The Wall Street Journal Digital Networkのようなネットワーク「で構成される統合された検索広告マーケットプレイスだ」、ということを強調している。
2012年夏にMarissa Meyer氏がYahooの最高経営責任者(CEO)に就任して以来、Yahooがこれからも検索事業をMicrosoftだけに委ね続けるのかどうかについて、かなりの憶測が飛び交っていた。なぜなら、両社の提携は、Yahooに経済的な恩恵をもたらしてこなかったからだ。Search Engine Landが述べたように、Microsoft Advertisingの新名称でYahooの名前が先に来ているのは興味深いことである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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