iOSデバイスで大きな成功を収め、1億人以上の登録ユーザーを持つこのゲームのためのハブは、Mountain LionでMacでも利用できるようになる。今回の新OSプレビュー版では利用できないものの、AppleはMac用Game Centerアプリで、ゲーム環境を設定し個人化できるようになると述べている。iOSアプリのGame Center同様、ゲームネットワーク上にいる友人を見ることができ、Game Centerのお勧めを通じて新たなゲームファンを発見することもできるようになる。
Appleは、Mac用Game CenterはiOS版の特長をすべて備えていると述べており、これにはサービスに登録している巨大なユーザー基盤も含まれる。Game Centerでは、新しい友達を見つけたり、友達が遊んでいるゲームを見たり、Leaderboardを見て自分のスコアがどの程度かを調べたり、すべてのデバイス共通の実績を稼いだりすることができる。また、どのデバイスからでも、(友達や自動マッチングされた相手と)マルチプレーヤーゲームを遊んだり、ゲーム内ボイスチャットに参加したり、Game Centerの通知を受け取ったりすることもできる。Appleは、開発者用のGame Kitには、Macや好きなiOSデバイスで遊べるマルチプレーヤーゲームを作成するためのツールが含まれると述べている。
共有に関しては、Mountain Lionでは、アプリ内から簡単に写真や動画、リンクを共有する方法が追加される。iOSから輸入された共有アイコンをクリックすると、「共有シート」を作成して、Mail、Message、AirDrop、およびサードパーティによる有名なソーシャルネットワーキングサイトを通じてコンテンツをやりとりすることができる。
共有ボタンが選択されたファイルタイプを判別し、そのファイルタイプに適した共有オプションだけをリストアップしてくれるようになってくれれば、もっと便利だろう。例えばSafariでウェブページを見ているのであれば、共有の選択肢には電子メール、Message、Twitterがあればいい。共有シートは画期的な新機能というわけではなく、送信の際にファイルやリンクをドラッグする必要を省いてくれるものだ。Appleは、共有シートのAPIを利用すれば、開発者も共有サービスを活用できるため、サードパーティのアプリでも、一貫性のある便利なインターフェースで共有できるようになると述べている。
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