Appleの法的な始まりを示す契約書が12月にオークションに出品される。
Bloombergが米国時間11月28日に報じたところによると、Sotheby'sは12月13日に同社の「Fine Books and Manuscripts」オークションで同文書への入札受け付けを開始するという。同アイテムの値段は10万〜15万ドルと試算されている、とSotheby'sは今回のオークションを発表するリリース(PDFファイル)の中で述べた。
この3ページの文書はSteve Wozniak氏、Steve Jobs氏、Ronald Wayne氏の署名入りだ。Wayne氏は2回に分けて支払われた2300ドルと引き換えに、同社の10%の株式を手放したことで知られている。ただしその前に、同氏はこの文書を起草すると申し出ており、Sotheby'sによると同文書は「法律の専門用語」で埋め尽くされているという。
Bloombergによれば、1976年4月1日の日付が記されたこの文書は最初に署名されて以来、所有者が2回変わっているという。手書きの文書を扱う業者が同文書をWayne氏から購入した後、1990年代中頃に別の人物に売却した。今回、同文書をオークションに出したのはこの人物だ。今回の出品物には、オリジナルの契約書とともに、Wayne氏がベンチャーのパートナーから撤退することを記した修正文書も含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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