2009年はOSにも多くの話題が集まった。その一つが、8月に発売されたアップルの「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」だろう。64bit対応やマルチスレッド処理の最適化などの基盤部分ほか、フォルダを表示する「スタック」の改良、Dockとエクスポゼの統合など、より使い勝手のいいものへと進化した。
記者は早々にアップデートして、いくつかのアプリケーションが未対応になったほか、無線LANプリンタの再設定に苦労した。「まぁ、そんなもの」と思いつつもキヤノンのRAW現像ソフト「Digital Photo Professional Special(DPP)」が使えない状態に涙(ちょっと大げさ)。12月に入って行われたアップデートによりSnow Leopardに対応となり、ようやくほぼ元通りの環境になった。