こんなものもありました--iモード10周年、黎明期の名機を振り返る - 9/13

 当時、NTTドコモのケータイラインアップは、iモードなど旗艦サービスを売りにした50Xシリーズと、iモードを載せていなかったライトな20Xシリーズの2ラインで端末展開されていた。

 ところが、この頃の20Xシリーズにもiモードが標準的に搭載されることとなり、2000年6月から発売された209iシリーズ以降でiモードの搭載が始まった。この209iシリーズのラインアップの中で、2000年8月に発売されたP209iSのインパクトは大きかった。それまでストレート形状で走り続けてきたPシリーズに、折りたたみ型が登場することとなったからだ。このPシリーズの折りたたみ型の登場以降、わが国のケータイの多くが「折りたたみ型」に移行していくことになる。

 ちなみに、このP209iSだが、筆者はわざわざ名古屋まで行って購入した。実は当時は、新型機種の発売開始は地域によってばらつきがあり、P209iSに関しては東京よりも名古屋のほうが1週間先行して発売するという情報を入手していたのである。新機種は一刻も早く使ってみたい、だからこそ交通費をかけてでも先行する地方に赴き、端末を購入したのである。それほど、ワクワクさせてくれたものが、当時の端末にはあったのである。
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 当時、NTTドコモのケータイラインアップは、iモードなど旗艦サービスを売りにした50Xシリーズと、iモードを載せていなかったライトな20Xシリーズの2ラインで端末展開されていた。

 ところが、この頃の20Xシリーズにもiモードが標準的に搭載されることとなり、2000年6月から発売された209iシリーズ以降でiモードの搭載が始まった。この209iシリーズのラインアップの中で、2000年8月に発売されたP209iSのインパクトは大きかった。それまでストレート形状で走り続けてきたPシリーズに、折りたたみ型が登場することとなったからだ。このPシリーズの折りたたみ型の登場以降、わが国のケータイの多くが「折りたたみ型」に移行していくことになる。

 ちなみに、このP209iSだが、筆者はわざわざ名古屋まで行って購入した。実は当時は、新型機種の発売開始は地域によってばらつきがあり、P209iSに関しては東京よりも名古屋のほうが1週間先行して発売するという情報を入手していたのである。新機種は一刻も早く使ってみたい、だからこそ交通費をかけてでも先行する地方に赴き、端末を購入したのである。それほど、ワクワクさせてくれたものが、当時の端末にはあったのである。

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