ABI Researchは、コネクテッドカー市場に関する調査結果を発表した。2020年に前年比15%減と落ち込んだコネクテッドカー販売は、半導体不足が続くものの2021年に復活し、同20%増と見込む。2020年から2026年にかけては、年平均成長率(CAGR)10.4%のペースで成長するという。
2020年の新車販売は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックが足かせになり低迷していた。ところが、消費者の心理は2020年末から2021年第1四半期になると持ち直し、授業が予想以上に早く回復している。
また、車内インフォテインメントやコネクテッドカーに対する関心が高くなっており、コネクテッドカー市場に追い風が吹く状況だ。新興国でコネクテッドカーの普及が進むこともあり、ABI Researchは「コネクテッドインフォテインメント」に対応する自動車の出荷台数を前年比23%増と予測した。この出荷規模は、COVID-19パンデミック以前の水準だそうだ。
さらにコネクテッドカー人気は、自動車メーカーだけでなく、NVIDIAやQualcomm、Xilinx、NXP Semiconductorsといった半導体メーカーにも恩恵をもたらす。
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