2014年第4四半期、記録的な数の消費者がAppleの「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」と購入したことで、「Android」搭載スマートフォンの出荷台数が減少した。市場調査会社のABI Researchによると、極めて重要なホリデー四半期にAndroid搭載スマートフォンの出荷台数が前期比で減少したのは初めてだという。
2014年のホリデー四半期は、9月下旬に発売されたAppleの最新スマートフォンが四半期を通して販売された初めての四半期だった。
第4四半期、Appleは前期比90%増となる7450万台の「iPhone」を出荷した。一方、Android搭載スマートフォンの出荷台数は前期比5%減の2億556万台だった。いわゆるAndroidフォーク(デバイスメーカーが同OSにさまざまな変更を施すこと)もAndroidの出荷台数低下の要因となった。Googleは9月、安価なスマートフォンを新興市場にもたらし、一貫したAndroid体験を作り出す手段として、「Android One」イニシアチブを開始した。
ABIによると、2014年のホリデー四半期、Microsoftの「Windows Phone」モバイルOS搭載スマートフォンの出荷台数は前期比で19%増加したという。「それ以外」のOSを搭載するスマートフォンの出荷台数は前期比で26%減少した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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