Pew Research Centerの新しい調査によると、データ収集は米国人にとって日常茶飯事だとみなされている可能性があるという。米国の成人の60%以上が、政府や企業に自分のデータを収集されることなく1日を過ごすことは不可能だと考えていると回答した。
この調査では、米国の成人の81%が、広く実施されている企業によるデータ収集についてメリットよりリスクの方が大きいと考えていると回答した。また、米国人の大多数が、自分のデータが企業や政府によってどのように使われる可能性があるのか不安だと述べた。調査回答者の80%以上が、自分のデータを自分で管理できないと感じると回答した。また、半数以上の回答者が、企業が収集したデータをどのように利用しているのか、ほとんど理解していないと述べた。
調査に参加した米国成人の25%が、ほぼ毎日プライバシーポリシーに同意していると述べた。同意する前にポリシーを実際に読んでいると回答した人は、それよりも少なかった。
企業によるデータ収集の目的の1つは、顧客プロファイルを作成し、顧客の習慣などに基づいて販売を適切にターゲティングするためだろう。情報の収集や利用が拡大することに伴い、ほとんどの米国成人が、自分の現在地や体験、検索語などに誰がアクセスするかを、自分で管理できないと感じるようになっている。
Pew Research Centerは、2019年6月3〜17日に4272人の米国成人を対象にこの調査を実施した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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