アップルは11月7日、アップル製品に関するプライバシーの取り組みについてウェブサイトをアップデートした。Safari、マップ、写真、メッセージ、Siri、WalletとApple Payの購入履歴などについて、アップルはプライバシーにどう対応しているかを説明している。
iOS13になり、使用しているアプリケーションがバックグラウンドでどれだけ位置情報を使っているか、またその位置情報の利用を許可したままにするかのアラートを見た人もいるのではないだろうか。「毎日使うアプリケーション。プライバシーを考えて作られています」──それがアップルのメッセージだ。
また、まだ見かけることは少ないが、「Appleでサインイン」機能もスタートしている。すでに持っているApple IDでアプリケーションやサービスにサインインできるしくみだ。Eメールアドレスを特定のアプリケーションやウェブサイトと共有したくない時は、本来のメールアドレスを公開せずにアプリケーションからのメッセージを受け取れる。Appleがユーザー向けに固有のEメールアドレスを作成し、本当のEメールアドレスに転送してくれるからだ。
詳しくは、「Appleでサインイン」の技術概要や「位置情報サービスのプライバシーに関するホワイトペーパー(PDF)」も英語のみだが公開している。
アップルは同日、Appleのプライバシーのテレビ広告も開始している。考えてみてください──としっとりと語りかけるナレーションは女優の上白石萌音さんという。
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