KDDIは5月20日、SaaS比較サイト「ボクシルSaaS」や、インサイドセールス支援サービス「BALES(ベイルズ)」を展開するスマートキャンプと、SaaSビジネスのさらなる拡大を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。
これにあわせて、有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン)を通じて、スマートキャンプに出資した。
両社は、SaaSビジネスのさらなる拡大を見据え、スマートキャンプが持つオンライン上のメディア・マーケティング機能と、KDDIのSaaSに係るアセットを相互に活用し、SaaSの比較検討から利用、請求管理までをワンストップでサポートできるプラットフォームを提供するとしている。
スマートキャンプが運営するBOXILは、SaaSサービスの比較・検討希望者向けに、サービス選びに役立つコンテンツを提供。約1000社以上からなるSaaSサービスの比較機能や1万件以上の口コミ情報の掲載、サービス資料のダウンロードが可能で、月間訪問者は約1200万を超えるという。
KDDIでは、法人向けに提供する通信サービスやクラウドサービスに加え、今後幅広いSaaSサービスの提案から請求管理までをワンストップで提供することで、顧客のビジネスをトータルサポートするとしている。
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