ブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)といえば、お買い得商品を狙う客が開店と同時に店舗になだれ込む様子が思い浮かぶかもしれない。しかし2018年は、オンラインでも客がお買い得商品に飛びついた。
Adobe Analyticsによると、米国のブラックフライデーのオンライン売上高は前年比23.6%増の62億2000万ドル(約7000億円)に達し、過去最高を記録したという。Adobe Analyticsは、米国の上位100社の小売業者のうちの80社を対象に、Eコマース取引を分析している。2017年のブラックフライデーのオンライン売上高は50億3000万ドルだった。
Adobeによると、ブラックフライデーのオンライン売上高のうちの33.5%はモバイルからのものだったという。2017年は29.1%だった。スマートフォンからの売上高だけで20億ドルを超えたのも、2018年のブラックフライデーが初めてだった。
Adobe Digital Insightsのディレクターを務めるTaylor Schreiner氏は声明で、「小売業者は、消費者のためにより良いモバイルエクスペリエンスを構築し、スマートフォンからの訪問者を前年のブラックフライデーよりも10%近く増やすことに成功した」と述べた。
Adobe Analyticsによると、米国の感謝祭当日のオンライン売上高は37億ドルで、過去最高を記録した2017年の28億7000万ドルを上回った。
Adobeは、サイバーマンデーの売上高が前年比17.6%増の78億ドルに増加すると予想している。
Schreiner氏は、「ホリデーシーズン全体を通して活気あふれる成長が見込まれ、サイバーマンデーは、米国史上最大のオンライン売上高を記録することが予想される」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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