アイドルマスター好きな記者が見たスマホゲーム「ミリシタ」独断偏見インプレッション

　CNET Japanの編集記者が気になったサービスや話題のトピックなどを、独自の視点で紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。今回は主にゲームを中心としたエンターテイメント領域を取材している佐藤が担当。バンダイナムコエンターテインメントのスマートフォン向けゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ！ シアターデイズ」（ミリシタ）について取り上げる。

　本作は「アイドルマスター」シリーズのひとつで、モバイルゲームを基点に多方面に展開している「アイドルマスター ミリオンライブ！」をテーマとした、アイドルライブ＆プロデュースゲーム。2017年6月から配信を開始している。

　765プロライブ劇場（シアター）を舞台に、アイドルマスターシリーズ初代作から登場している765プロの13人に、ミリオンライブ！で登場した37人、そして本作から新たに加わった2人の、総勢52人によるアイドルたち「765 ミリオンオールスターズ」が登場。“アイドルともっとふれあえる”をコンセプトとして、リズムゲームとなるライブステージのほか、お仕事や劇場でのコミュニケーションを楽しめる内容となっている。

その日に初めてログインしたときには、劇場のエントランスでアイドルがあいさつをしてくれる

アイドルたちの日常と素顔が感じられ、コミュニケーションもとれる劇場

　765プロライブ劇場は、765プロの新プロジェクトとして立ち上がった劇場。プレーヤーはプロデューサーとなり、すでに活動している765プロ13人に加え、39人の新人アイドルたちを迎えて発足した「39プロジェクト」を通じて、劇場の発展とともにトップアイドルを目指す内容となっている。

社長である高木順二朗（左）と、本作から新たに登場した劇場事務員の青羽美咲（右）。765プロの事務員としてシリーズに登場している音無小鳥も登場する

　そんな劇場内では、コミュニケーションなどでアイドルたちとふれあえる要素が盛り込まれている。メイン画面ともいえる劇場では、エントランス、事務室、ドレスアップルーム、控え室の4つの部屋が用意され、自由に行き来ができる。アイドルたちはスマホを操作したり、劇場を掃除するなど何かをしているほか、その部屋に入って通り過ぎて行ったり、数人で会話している光景、突然プロデューサーさんに話しかけてくることも。そんな日常の姿を垣間見ることができる。

劇場内にある部屋では、アイドルたちが思い思いに過ごしている。音符や吹き出しのあるアイドルをタップすると、話をしたり反応してもらえる

　アイドルをタッチすると反応を返してくれるほか、頭上に吹き出しが出現している状態でタッチするとプロデューサーとの会話も楽しむことができる。またスワイプで左右の視点移動や、スマホのピンチ操作で拡大・縮小もできる。ほかにもメニューの「モバイル」の項目から、アイドルたちから届いたメールを確認できるうえ、内容によっては返信も可能だ。さらにアイドルたちのブログも読めるなど、会話だけにとどまらない心情なども知ることができる。

スマホのピンチ操作で拡大・縮小も可能。ホワイトボードの文字や小物などを見やすくしたり、アイドルの姿をじっくり見ることもできる

アイドルのほうからプロデューサーの前に現れて話しかけてくることも

エントランスの様子。飾ってあるポスターは、ゲーム内イベントだけではなく、リアルなイベントやCDの発売にあわせて掲出され、“日常感”を出している