メインコミュでは、仲間であるアイドルとのエピソードも描かれている。メインコミュ第8話では、佐竹美奈子がセンターを務める公演に参加。振り付けがうまくできないひなたが不安がるところを、美奈子のアドバイスによりうまく踊れるようになって一歩成長する姿も描かれている。ほかにもイベントのストーリーとして、「プラチナスターツアー ~Angelic Parade♪~」のなかでは、歌織から歌唱の特別レッスンを受けているシーンもある。
またゲーム内イベントではユニットとして活躍したシーンもある。2017年12月に行われた「プラチナスターシアター ~ドリームトラベラー~」では、馬場このみをリーダーとして、ここまでに紹介した美奈子、ひなた、育、真美を加えた5人が、個性派ユニット「ミックスナッツ」を結成。公演に向けて奮戦する姿が描かれている。
ライブに向けてプロデューサーが「全員が主役のつもりで」と話すなか、このみが5人のライブコンセプトを実現するべくまとめ役として奮戦し、育とひなたはコンセプトが思い浮かばず、レッスンもうまくできない状態で、そんな2人を美奈子が面倒を見る。真美がムードメーカーとして、場をひっかきまわすぐらいに立ち振る舞う。そのような形で話が進むなか、ひなたは育とともに、あるきっかけで美奈子に甘えてばっかりだったのではと気づき、“主役”に向けて一歩踏み出す。そしてひなたは「会場をお花でいっぱいにするライブ」というコンセプトを思いつき、最終的にはアロマの香りを付けた花の紙ふぶきを客席に降らせることとなった。
全体的には、真美の考えているかどうかわからないながらも“気づき”を与える行動や発言、美奈子が世話好きの度合について悩むところや、ひなたと育が自主性を出していくところ、そんな4人を見守りまとめるこのみの姿が見どころ。何より、年齢も性格もバラバラと言える5人がひとつにまとまって物事に取り組み、それぞれが個性を発揮することで魅力的なユニットになることを表す内容になっている。イベント自体は終了しているが、ストーリーが開放されていないプレーヤーでも、アイテム「思い出ピース」を使用して開放できるようになっている。
そして、イベントにあわせて実装されたのがミックスナッツの楽曲「ドリームトラベラー」。それぞれの個性が持つ輝きとパワーをスペースシップの原動力に見立て、あきらめずに夢や未来に向かって進んでいくという、明るく前向きに、そしてミックスナッツらしさをぎゅぎゅっと詰め込んだ楽曲となっている。ステージではロケットが登場し、打ち上げられていくギミックも搭載している。
ひなたについてはここまで紹介したように、アイドルとしては未熟な部類に入ると感じられるが、素直で独特な柔らかい雰囲気を持つ。そして成長していく姿、ステージで歌う姿を田舎のおじいちゃんおばあちゃんが見て喜んだりするような光景が見てみたいと思わせるようなアイドルでもある。ミックスナッツのエピソードにあるように、主役に向けて一歩踏み出したばかりなので、今後の活躍やスポットが当たった展開も期待したいところだ。
(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果