Intelが、New Devices Groupを閉鎖するという。The Informationが米国時間4月18日付けの記事で報じた。2013年に結成された同部門は、フィットネストラッカーやスマートメガネを開発していた。
同部門は、スマートメガネ「Vaunt」を開発しているとされており、Vauntは、2018年中にアーリーアクセスプログラムを通じて開発者に提供される計画だと報じられていた。普通の眼鏡のようにみえるVauntは、低出力の赤色レーザーとホログラフィック反射板を組み合わせて、シンプルな画像をユーザーの網膜に直接投射するという。
Intelは声明で、「Intelは絶えず、新しい技術やエクスペリエンスに取り組んでいる。そうした取り組みのすべてが、市場に投入する製品につながるわけではない」と述べた。「『Superlight』プロジェクト(Vaunt)は、Intelが真の差別化を図り、消費者向け拡張現実(AR)メガネを開発した素晴らしい例だ。今後も統制のとれたアプローチを採用しつつ、新しい技術の発明と研究を続けていく。その過程で、それ以上の投資が市場の力学に合っていない場合は、厳しい選択を強いられることもあるだろう」(Intel)
2017年7月にはウェアラブル関連部門を廃止したと報じられたが、Intelは数年前からスマートメガネ市場に注目していた。同社は、スマートメガネを開発するReconに出資し、その後2015年に同社を買収していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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