今回はGoogleではなく、Intelの製品だ。しかもこのスマートグラスは、不気味なサイボーグ用バイザではなく、ごく普通の眼鏡のように見える。
2017年7月にウェアラブル関連部門を廃止したと報じられたIntelだが、同社の新たなチームが「Vaunt」というスマートグラス製品の開発に取り組んでおり、2018年中にアーリーアクセスプログラムで開発者に提供する計画だと、The Vergeが米国時間2月5日に報じた。
普通の外観の眼鏡にスマート機能を搭載することを、今まで誰も思いつかなかったのだろうか? 小型のディスプレイと、それなりのサイズのバッテリを従来の眼鏡に組み込むのは非常に難しいのだ。しかし、The Vergeによると、Intelは低出力の赤色レーザーとホログラフィック反射板を組み合わせて、単純な画像を網膜に直接投影することに成功したという。
Intelの幹部がThe Vergeに語ったところによると、バッテリその他すべてをスマートグラスのテンプル部分に収めなくてはならないが、同社は18時間のバッテリ駆動時間を目指しているという。
このグラスは目に画像を投影するものだが、これはまったく新しいアイデアというわけではない。競合のヘッドセットメーカーMagic Leapも当初、網膜に直接画像を照射する実験を行っていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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