Google Clipsで少々残念に感じたのは、全体的な画像のクオリティだ。12メガピクセルのカメラは、被写体にほとんどまたは全く動きがない場合や照明が適切な場合には、まずまずのクリップや写真を撮ることができる。動きの多いショットの場合には、全体のクオリティに少しがっかりするかもしれない。
この点で救いとなるのは、コマを指定して静止画として保存できることだ。
Googleはバッテリ持続時間を最大3時間とうたっている。これは、カメラを動作させたまま置いておき、その間は撮影したクリップを見ないという前提であれば妥当な推定だと思われる。
Androidデバイスとの同期はシームレスで驚くほど速い。iPhoneとの同期もスムーズだが、速さではAndroidにかなわない。
Google Clipsに写真撮影を任せることにしてから、いつもはカメラを立ち上げていたはずのすべての時間に気が軽くなり始めた。その瞬間を楽しむことができるようになり、さらに以前は自分が撮影することが多かった瞬間をカメラで捉えていられるようになったのだ。
スマートフォンのカメラは便利だし、(Clipsの価格の)250ドルはかからないと言う人もいるだろう。その気持ちはよく理解できる。Google Clipsは万人向けのアイテムではないだろう。
GoogleがGoogle Clipsでやろうとしていることには価値があると筆者は思うし、強く共感する。フレームレートが高くなって画像のクオリティにムラがなくなることを心から願うが、全体的にはこの製品に満足している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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