Googleは米国時間10月4日、サンフランシスコで開催した製品発表イベントで、小型で軽量のスマートカメラ「Google Clips」を発表した。
249ドルのこのカメラは、人工知能(AI)を利用し、自動で写真を撮影してくれる。Googleの製品マネージャーであるJuston Payne氏によれば、子どもを持つ親やペットを飼っている人たちをユーザーとして想定しているという。笑顔や赤ちゃんが初めて歩いた時など、突然訪れる大切な瞬間を逃がさず記録できるよう作られた製品だと、Payne氏は説明している。
「こうしたつかの間の出来事を自らも体験しながら、その様子を記録するには、どうすればいいだろうか」とPayne氏は問いかけた。「われわれはこのカメラについて徹底的に検討し、ユーザーのために写真を撮ってくれるカメラを開発することにした」
Payne氏によれば、Google Clipsのバッテリ持続時間は3時間だという。また、どのようなシーンを撮影して記録するかを自動で選択する機械学習アルゴリズム「Moment IQ」を搭載しているため、ユーザーが直接カメラを操作して撮影する必要はない。
また、Google Clipsをスマートフォンと接続すれば撮った写真を確認できるため、撮影にインターネット接続は必要ないとPayne氏は説明した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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