デジタルインテリジェンス、ベストインクラスプロデューサーズ、Datorama Japanの3社は2月14日、企業のマーケティング活動を顧客視点のシナリオで可視化、評価する「CX Monitoring Dashboard with Datorama」の共同提供を開始した。
情報量の肥大化、タッチポイントの多様化、生活者の意思決定プロセスの複雑化とともに、企業のマーケティング活動は従来に増して、顧客との長期的な関係構築を視野に入れた体験のデザインとプロセスのマネジメントが求められている。そのよう環境ではあるものの、多くのマーケティング活動の評価、レポートは未だに施策視点、メディア視点でおこなわれているのが実状としている。
CX Monitoring Dashboardは、デジタルインテリジェンス、ベストインクラスプロデューサーズ各社が保有するノウハウや資産を、Datoramaプラットフォームに連携。顧客視点に立ったコミュニケーションシナリオの仮説設計や、ダッシュボード構築による顧客体験の可視化、リアルタイムなデータ検証とPDCAによるマーケティング活動の生産性向上を含む、一連のサービスをワンストップで提供する。
提供するダッシュボードの機能は、ブランドと顧客の関係構築における起点から完了までの一連のプロセス(CX)を可視化し、態度変容と施策効果のモニタリングをおこなう「コミュニケーション・シナリオ・モデル」と、ブランドやサービスに紐づく特定の会員組織、コミュニティにフォーカスし、顧客属性やステージごとの購買・利用頻度、単価、金額を可視化しながら、顧客生涯価値(LTV)と施策効果のモニタリングをおこなう「CRM・モデル」の2モデルとなっている。
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