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アップル「HomePod」を徹底解説--音は優秀、「Siri」には課題も - (page 7)

Megan Wollerton (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル 編集部2018年02月20日 07時30分
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プライバシー

 HomePodの音声に関するAppleのアプローチはAmazonやGoogleとは異なる。Appleはプライバシーの観点から、「Hey Siri」による起動後にのみ、データを同社のサーバに転送するとしている。データは暗号化され、「匿名のSiri識別子」を使って送信される。一方、Amazonはデータを匿名化しておらず、Googleアシスタントは音声コマンドのデータだけでなく、検索履歴や位置情報も収集することができる。

 先に述べた通り、Amazon EchoやGoogle Homeは音声制御のミュートボタンを設けている。つまり、スピーカからAlexaやGoogleアシスタントを簡単にオフにできる。HomePodは異なる。ホームアプリを開き、HomeKitアクセサリのリストからHomePodを選んで「Hey Siri」をオフにしなければならない。または、Siriに音声コマンドで機能のオン・オフを命じることができる。

結論

 小型のワイヤレススピーカとして、349ドルのHomePodは優秀だ。すぐにセットアップできて、低音は素晴らしく、離れたところからでも「Hey Siri」を聞き取ってくれるHomePodは、スマートホームのハブとしては十分だ。ぶれのない音質によって、間違いなくHomePodは、日常使いとしても特別な場面のエンターテインメント用としても、素晴らしいスピーカになっている。

 だが、Siriに関してはAlexaやGoogleアシスタントに後れを取っている。Siriはゲームをしたり、Apple TVでNetflixのお気に入り番組を再生したりすることはできない。HomePodから直接電話をかけることはできない(iPhoneからHomePodに転送する必要がある)し、カレンダーの予定を作成できない。「Android」端末からは操作できない。ステレオ機能とAirPlay 2のマルチルームオーディオ機能は、さらに待たなければならない。

 自分や家族がiOSデバイスを持っていて、Appleのスマートホーム製品を使うつもりであれば、HomePodは検討する価値がある。また、単に音質に優れたスマートスピーカが欲しいという人にも、悪くない選択肢だ。それ以外の人は、AppleがiPhone以外(そしてApple Music以外)にも門戸を開き、非Apple製品でもHomePodの恩恵をフルに受けられるようになるかどうかが分かるまで、待った方がいいだろう。

(本記事は、米CNETのTy Pendlebury記者の協力を得て執筆した。)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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