LINEとキリンビバレッジバリューベンダーは1月19日、自動販売機にビーコン端末を接続し、LINEと関連機能を活用する独自のコミュニケーションサービス「Tappiness」を2017年春より東京・大阪で展開すると発表した。夏以降は、全国主要都市部でも順次展開する。
両社は、2015年10月から自動販売機事業におけるO2Oプロモーションプロジェクトに取り組んでいる。第1弾として、LINE ビジネスコネクトを活用した、フレーム付自撮り写真機能「VENDORPHOTO」を搭載したデジタルサイネージ自動販売機を展開している。
Tappinessは、この取り組みの第2弾となる。LINEと自動販売機がビーコン経由でつながり、購入ごとにドリンクポイントが付与される。一定のドリンクポイントが貯まると、自動販売機で飲料と無料で交換できるという。また、飲料交換以外にも、LINEと関連機能を活用したさなざまなサービスを提供するという。
キリンビバレッジバリューベンダーによると、LINEをタッチポイントとして活用することで、アプリのダウンロードを促す手間を省き、利便性を図るという。LINEでは、LINEのビジネスプラットフォーム化を推進しており、キリン自動販売機を通してLINE Beaconやポイントカード機能をユーザーに体験してもらい、各機能のサービス認知や利用頻度の向上を図るという。
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