LINEは10月25日、博報堂の専門組織である「博報堂ブランドデザイン若者研究所」と共同で、若年層を対象とした調査研究プロジェクト「若者インサイトラボ」を開始したと発表した。
これまでのインターネット調査は、PCパネルを利用した調査が主流だったが、近年、生活者の主要デバイスがPCからスマートフォンに移行し、特に若年層については、その傾向が顕著になってきている。
そこで、国内でMAU6200万人という豊富なユーザー基盤があり、国内最大級かつアクティブ性の高いスマートフォン調査パネル(約300万人、2016年10月時点)保有するLINEと、若者のインサイトについて長年研究を続けてきた博報堂ブランドデザイン若者研究所が、共同で調査研究を実施・公開する。
今後1年間、国内最大級のスマートフォン調査パネルを利用したインターネット調査を中心に、毎月テーマを設定して調査報告する。毎月の調査テーマは、季節性などを考慮して設定され、初回は11月に「ハロウィン」、2回目は12月に「クリスマス」をレポートしていく予定。
なお、LINEは「若者インサイトラボ」でも活用するスマートフォン調査パネルを基盤とした調査事業者向けのユーザーリサーチプラットフォーム事業の開始を控えており、11月中の正式公開を予定している。
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