Googleは、「Android」と「iOS」用の「Google Analytics」アプリに新しい自動化されたインサイトのストリームを導入した。企業がデータから簡単に情報収集できるようにする。
このストリームは、「Google Analyticsで報告可能な多数のディメンションと指標の組み合わせの中」からトレンドを検出するマシンインテリジェンスを利用しているとGoogleのプロダクトマネージャーAjay Nainani氏は説明している。
Nainani氏によると、例えば小売業者はストリームを利用して年末商戦中に好機をすばやく見出すことができるようになるという。インサイトのストリームで、「通常よりも早いペースで売り上げを伸ばしている製品、コンバージョン率や回収率が最も高い広告チャネル、自社ブランドとのエンゲージに顧客が使用する端末を把握することができる」(Nainani氏)。
トレンドをいち早く把握できるようにするだけでなく、Google Analyticsの新機能で、インサイトの共有が容易になるほか、Analyticsデータを改良するためのヒントを得ることもできる。また、ユーザーのフィードバックに基づき、時間の経過に伴って学習能力が高まるようになっている。
新機能はモバイルで提供されている。Googleはこの新しいストリームを、Google Analyticsのウェブ版や英語以外でも利用できるようにしようと取り組んでいるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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