サイバーエージェント、ブランド広告企業向けの配信プラットフォーム「CA本部DSP」を開発

 サイバーエージェントは7月20日、ブランド広告企業のインターネットマーケティングを支援する「次世代ブランド戦略室」において、広告配信プラットフォーム「CA本部DSP」を開発したと発表した。

 同社では5月に、ブランド広告企業のインターネットマーケティング支援を目的とした専門組織「次世代ブランド戦略室」を設立。同戦略室発のサービスとして、ブランドリフトやリアル店舗への来店率を最大化する広告配信プラットフォームCA本部DSPを開発した。

 CA本部DSPは、ダイレクトマーケティングの効果指標となるクリックやコンバージョンに最適化する一般的な配信プラットフォームとは異なり、ブランドマーケティングの効果指標となるターゲットリーチやビューアビリティ(視認性)、ブランドリフト(態度変容)を向上する独自のアルゴリズムを開発。ブランド広告効果に特化した運用型広告が展開可能。

 CA本部DSPはサイバーエージェントのみが取り扱い可能な専売商品になるとしている。また、リアル店舗への来店率を最大化する機能も順次対応中とのこと。

一般的なDSPとの比較
一般的なDSPとの比較

 同DSPは、サイバーエージェントの人工知能に関する研究機関「AI Lab」が開発した自動学習エンジンを搭載。メディア特性、アドフォーマット、ビューアビリティ、広告滞在時間などのデータをもとに、インターネット広告における1インプレッションの価値を分析し、適正なフリークエンシーコントロール(一人当たりの広告表示回数)でターゲットユーザーにリーチが可能。

 よりブランドリフトが高いと考えられる媒体や広告枠、広告面に対して独自のアルゴリズムを元に優先的に買付けて広告を配信する。配信後は、広告接触ユーザーに対してブランドリフト調査をレポートするところまで、ワンストップで提供する。

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