「レシート情報」使って広告配信--ニジボックスとIM、DSP「レシートあど」

井指啓吾 (編集部)2015年07月09日 19時03分

 リクルートホールディングス傘下のニジボックスとインティメート・マージャー(IM)は7月9日、ニジボックスが運営する主婦層向けO2Oサービス「レシポ!」のユーザーが投稿するレシート情報を活用したDSP配信サービス「レシートあど」を開始した。主婦層のレシートデータ(購買データ)を通じて、購入先店舗や購入商品カテゴリなどのセグメントを設定して広告を配信できる。

  • レシートあどの仕組み

 レシポ!は、ユーザーである消費者をコンビニやスーパーなどの実店舗へ来店させ、商品の店頭購入までを保証するサービス。店頭でのトライアル購入促進や日販/週販の向上、店頭におけるクロスマーチャンダイジングの展開、来店頻度の低い消費者の来店/購入促進施策などに活用できる。ユーザーはレシポ!に掲載された商品を実店舗で購入し、そのレシート画像をアップロードすることでポイントがもらえる。登録会員数は「数十万人」(同社)の規模。

 レシートあどでは、レシポ!に寄せられたレシートの購買情報と、IMが保持する約4億件のオーディエンスデータを連携することで、スーパーやコンビニなど店頭の購買情報(商品、購入店、購入金額など)と属性にもとづいた広告配信を可能にした。

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