Twitterは6月5日、プロモツイートで複数のツイートを掲載できる新しい広告ユニット「プロモツイートのカルーセル形式」のテストを開始した。
カルーセルでは、広告主のアカウントによるツイートや、利用者によるブランド・商品のレビュー(使用許諾が得られた場合に限る)といったツイートを、一つの広告ユニットとして掲載できる。購買を促進したい広告主は、カルーセルに購買ページのリンクを貼ることも可能だ
動画を使う場合であれば、視点の異なる複数の動画を起承転結のストーリーで訴求したり、1つの動画に関する補足説明のツイートを掲載可能。また、広告主は、Twitter子会社のマネジメント会社に所属するクリエイターが制作したクリエイティブと、利用者から使用許諾を得たツイートを組み合わせることもできる。
— Twitter Advertising (@TwitterAds) 2016年6月3日
プロモツイートのカルーセルは、目的別課金モデルの「ツイートのエンゲージメント」で利用可能。利用者が最初に広告ユニットにエンゲージした分のみが課金される。今後数カ月で、さまざまな目的に対応するとしている。
実際の活用例としては、ディズニー映画「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(THE BFG)」のプロモーションがある。同映画の特徴的な巨人たちが使う言葉(Gobblefunk)を広めるため、映画の公式アカウントと該当するフレーズに関連するTwitter上の会話を組み合わせたツイートにより、ストーリーを訴求した。
— Twitter Advertising (@TwitterAds) 2016年6月3日
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