2016年第1四半期に「Chromebook」の米国における出荷数が「Mac」を初めて上回った。The VergeがIDCの話として伝えた。
「『Chrome OS』が『Mac OS』を米国で出荷数において2016年第1四半期に初めて上回った」とIDCのアナリストLinn Huang氏はThe Vergeに述べた。「Chromebookは依然として主に米国のK-12(幼稚園から高校まで)向けだ」(Huang氏)
Google EnterpriseのプロダクトマネージャーRajen Sheth氏が米国時間5月18日にGoogle I/Oで報道陣にあらためて述べたように、確かにChromebookは、学校に新規導入されたデバイスの50%以上を占めている。Googleは、開発者が成績と課題のデータをアプリと「Google Classroom」間で同期することを可能にする新しいAPIによって教育関係者に対する訴求を強化しようとしている。
一方、Googleの低価格ノートは、「Android」アプリがChrome OSに加えられるようになることから、さらに幅広い訴求を得る可能性がある。
IDCが4月に報告したように、2016年第1四半期はPC市場にとって厳しいものとなっており、米国における出荷数は5.8%下落して1360万台となった。Macの出荷台数は5.6%上昇して180万台近くとなった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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