露出した記事が「生活者」に届いたか--PR TIMESがDMPで効果測定

 プレスリリース配信サービスを展開するPR TIMESは4月27日、DMP専業のインティメート・マージャーと提携したと発表した。

 インティメート・マージャーが提供するパブリックDMPツール「AudienceSearch」を活用。生活者のアンケート回答情報とインティメート・マージャーが独自で保有する約4億のユーザー情報が紐づけられており、生活者が記事に接触した際にどのような意識変化や態度変容を起こしたかを可視化する、ブランドリフト効果測定サービスを提供できるとしている。

 DMPとは、外部が持っているデータを集積し、分析、そして施策へ活用するマーケティングにおけるビッグデータの活用手法。これをPR活動の効果測定にも取り入れることで、従来の定量的分析に加え、活動結果を定性的に分析することが可能となる。

今回の提携により可能になる施策
今回の提携により可能になる施策

 多くの企業のPR活動では、企業情報をプレスリリースとして配信するのが多く見られる。こうしたPR活動の効果測定には、露出した記事量をもとに定量的に評価する方法が一般的だ。また、PR活動がマーケティング施策に活用されていく中で、「露出した記事が、いかに接触した生活者のインサイトに影響を与えることができたのか」といった意識変化を可視化するニーズが高まっており、定性的な効果測定が求められるようになったとしている。

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