FULLERは12月14日、アプリ利用動向分析ツール「App Ape Analytics」において、最大3アプリまで同時に分析できる機能を追加したことを発表した。同一画面で他社アプリのデータ比較ができるようになる。
App Ape Analyticsは、簡単にスマホアプリ市場とアプリの競合分析ができるツール。数万以上のサンプル数を集計した統計データを元にした、市場の各アプリの利用情報、アプリの詳細情報、性別年齢を含めるユーザーのデモグラフィック情報などを閲覧できる。
今回追加したアプリの比較機能では、同一画面上で最大3アプリまで同時に分析指標を確認できる。アプリのデータは過去800日分以上そろえており、時系列での他社比較ができる。分析指標としては、アプリごとの所持ユーザー数、月間アクティブユーザー数(MAU)、日間アクティブユーザー数(DAU)、それらの時系列遷移情報、デモグラフィック情報など。
同社では、これらの情報により自社のポジショニング把握、競合アプリの動向に応じたマーケティング戦略立案、コラボレーション企画の立案などが容易になるとしている。今後は2カ月に一度のペースで、海外データ対応、比較可能なデータの追加、地域情報の追加、プッシュ通知の表示といった新機能の追加を予定しているという。
なお、FULLERは12月10日に開催された「第3回 CNET Japan Startup Award」で、朝日新聞社メディアラボ賞を受賞している。
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