消費者を引きつけるのは、実店舗・ECサイトともに「品揃え」--ネオマーケティング調べ - (page 2)

　「また利用したいと思う実店舗の要素・特徴をお答えください」という質問では、どの年代でも「品揃えが豊富」が最も多い結果だった。ただし、30代のみ「自分の好みに合った商品が多い」も同率で1位となっている。第2位の結果は、20代は「接客が良い」、30代は「立地が良い」、40代から60代は「自分の好みに合った商品が多い」と年代によって違いが出た。

　「また利用したいと思うECサイトの要素・特徴をお答えください」という質問では、どの年代でも「品揃えが豊富」が第1位となった。しかし、第2位は年代によって異なる結果だった。この質問から、品揃えの豊富さは実店舗、ECサイト共に重要視されていることが明らかになった。

　「ECサイト利用経験についてお答えください」という質問では、「利用を中止したことはない」という回答が最多の76.3％だった。また、年代で比較をすると、50代と60代では「利用を中止したECサイトがある」との回答が2割だった。20代も15.0％という結果が出ており、30代40代と比較して高い数値だった。

　「利用を中止した」「利用中止を検討している」と回答した人にその理由を聞くと、約半数が「使い勝手がよくない」ことを理由として挙げており、次いで「決済方法が少ない」（36.5％）、「運営会社の信用度が低い」（17.5％）という結果になった。その他の意見としては、メールマガジンが多い、迷惑メールが来るようになった――などが挙がった。

　「ECサイトに対する不満点をお答えください」という質問では、「画像だけだと質感がわからない」という回答が全体で60.8％と最多だった。年代別に見ると、50代が最多で70.2％が回答した。次いで多かった回答は「商品のサイズがわからない」（54.5％）だった。