ネオマーケティングは、「オムニチャネル」をテーマとしたインターネットリサーチの結果を発表した。調査期間は、2015年12月2、3日。調査対象は、実店舗と他の購入方法で2~3カ月に1回以上買い物をする全国の20~59歳の男女300人(20代、30代、40代、50代、60代の男女各30人)。
「各方法を利用して買い物をする頻度についてお答えください」という質問では、実店舗では「週に1回程度以上」という回答が71.3%になったが、他の購入方法で「週に1回程度以上」との回答が多かったのは、29.3%のECサイト(PC用)となり、PC用のECサイトでは約3人に1人が、1週間に1度以上買い物していることがわかった。
「あなたの行動として当てはまるものをそれぞれすべてお答えください」という質問で、実店舗に行く際の行動を確認すると、「家電・AV機器」の項目では他の項目と比較して、実店舗に行く前にネットで商品情報を確認したり、実店舗以外で購入をしたりする人が多いことがわかった。
これは、店舗によって販売価格や品ぞろえが異なることが考えられる。高価な買い物である「家電・AV機器」は、実店舗に訪れる前から購入行動が始まっており、消費者のオムニチャネル化が進んでいることがわかる。
「実店舗で購入したいと思うものをすべてお答えください」という質問では、「衣類」が83.7%と全体で最多だった。性別で比較をすると、男性は「衣類」が最多で88.0%が回答したのに対し、女性は「食品」が最多で83.3%が回答した。さらに「実店舗で購入したいと思った理由をお答えください」との質問には、商品の項目別に、次のような回答が得られた。
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