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アップル、Q4は中国市場が好調--世界スマホ出荷台数はサムスンが首位維持

Eileen Yu (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2015年11月02日 12時43分
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 中国の景気見通しは不透明な状況だが、Appleの売り上げを抑制する要因にはなっていないようだ。中国におけるAppleの売上高は前年同期比で84%増加した。

 Appleの2015会計年度第4四半期(9月26日締め)決算では、中華圏(台湾と香港を含む)の営業利益が230億ドルに達し、2014年に計上した110億3000万ドルの2倍以上になった。The Wall Street Journalの報道によると、同地域での営業利益率は39%となり、2014年第4四半期の35%、2013年同四半期の31%から上昇したという。

 中華圏の通期売上高は270億ドル増加しており、Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は報告書の中で、中国の景気減速の影響は受けていないと述べた。Appleによると、中華圏の売上高のうち96%を中国本土が占めているという。

 Appleは中国で20を超える店舗を展開しており、2016年中頃までにその数を40店舗に増やす計画だ。中国は現在、Appleにとって2番目に大きな市場である。

 第4四半期における中華圏の売上高は125億2000万ドルで、第3四半期からは5%減少したが、前年同期比では99%増加した。同四半期の世界総売上高は515億ドルで、アメリカ地域が217億8000万ドルを占めている。Appleによると、「iPhone」の世界販売台数は4804万台だったという。

 ただし、市場調査会社IDCが公開した2015年第3四半期の速報値によると、Appleのスマートフォン世界出荷台数は最大のライバルであるサムスンを依然として下回っているという。韓国の携帯端末メーカーであるサムスンの出荷台数は前年同期比6.1%増の8450万台となり、首位を維持した。

 IDCによると、サムスンは2種類の新型主力端末「Galaxy S6 edge+」と「Galaxy Note 5」を発売し、高価格帯デバイスに注力しているという。IDCはさらに次のように述べている。「サムスンはこれまでとは異なる8月にNoteシリーズと新型のS6 edge+をリリースし、Appleに対して先手を打ったことで、9月の出荷台数は例年を上回った。その時点で新型iPhoneはまだ発売されていなかったからだ。主力端末以外のモデルを見ると、『Galaxy Core』『Galaxy Grand Prime』『Galaxy J』シリーズなど、200ドル以下のデバイスが、多くの主要な新興国市場で出荷台数の大部分をけん引した」



この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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