顕微鏡が捉えた神秘--ニコン「Small World」コンテストの上位作品 - 3/10

Michael Franco (Special to CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年10月30日 07時45分
オオバナイトタヌキモの口

 オオバナイトタヌキモは淡水に生息する食虫植物だ。100倍で撮影したこちらの写真は、蛋白質を消化するこの植物の開口部を捉えている。

 「タヌキモの罠は、現存する植物のもので最高とまでは言わないものの、極めて高度な器官の1つだ」(ニコン)

 撮影者のIgor Siwanowicz氏は、ハワード・ヒューズ医療研究所ジャネリアリサーチキャンパスに所属する専門研究者で、現在はトンボの舵取り回路について研究している。

 ニコンは次のように述べた。「科学と芸術の関係は、フランスの科学哲学者ジュール=アンリ・ポアンカレの言葉に最も端的に言い表されていると同氏は言う。『科学者が自然を研究するのは、有益だからではない。そこに喜びを見出すゆえに研究するのであり、喜びがあるのはそれが美しいからである』という言葉だ」
Scroll Right Scroll Left

オオバナイトタヌキモの口

 オオバナイトタヌキモは淡水に生息する食虫植物だ。100倍で撮影したこちらの写真は、蛋白質を消化するこの植物の開口部を捉えている。

 「タヌキモの罠は、現存する植物のもので最高とまでは言わないものの、極めて高度な器官の1つだ」(ニコン)

 撮影者のIgor Siwanowicz氏は、ハワード・ヒューズ医療研究所ジャネリアリサーチキャンパスに所属する専門研究者で、現在はトンボの舵取り回路について研究している。

 ニコンは次のように述べた。「科学と芸術の関係は、フランスの科学哲学者ジュール=アンリ・ポアンカレの言葉に最も端的に言い表されていると同氏は言う。『科学者が自然を研究するのは、有益だからではない。そこに喜びを見出すゆえに研究するのであり、喜びがあるのはそれが美しいからである』という言葉だ」

提供: Dr. Igor Siwanowicz

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]