Forrester Researchが公表したレポートによると、米国では何らかのインターネットアクセス手段を持つ18歳以上の21%がスマートウォッチやスマートグラス、スマート活動量計などのウェアラブルデバイスを使っているという。Forrester Researchは「消費者にウェアラブルデバイスが普及し始めた」とした。
具体的なデバイス別の普及率は、活動量計リストバンド「Fitbit」が36%で最多。2位も活動量計で「Nike Fuel Band」の16%。スマートウォッチの認知度を飛躍的に高めた「Apple Watch」は16%で同率2位。スマートグラス「Google Glass」は15%で3位になった。主なウェアラブルデバイスの普及率は以下のとおり。
世代別のウェアラブルデバイス普及率は、Z世代(1995年以降に生まれた世代)が34%、Y世代(1980~1995年頃に生まれた世代)が35%で、ほかの世代に比べ目立って高い。X世代(1965~1970年代後半に生まれた世代)、ベビーブーム世代(1945~1964年頃に生まれた世代)、伝統主義者世代(1928~1945年ごろに生まれた世代)も含めた普及率は以下のとおり。
また、米国においてインターネット接続可能なデバイスの普及率は世代を問わず高く、接続手段を持っている人は平均4台以上のデバイスを使っていた。スマートフォンの利用率は70%だった。
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