Instagramは10月1日、日本国内で運用型広告サービスの提供を開始した。企業規模に関わらず、広告主が設定した予算にあわせた広告出稿を受け付ける。写真を使った広告や30秒までの動画広告に加え、複数の写真を使ったスライドショー式の「カルーセル広告」、商品やサービスの訴求、ウェブサイトへの登録やアプリのダウンロードの促進に利用できる「ダイレクトレスポンス型広告」などを今後用意する。
親会社であるFacebookの広告技術を活用。ファッション、スポーツ、車、食などの趣味や好みにあわせて、ユーザーにリーチできるという。
同社は5月に日本国内で広告展開を始めたが、これまでは試用期間として、一部の企業からのみ出稿を受け付けていた。今後、直販と代理店経由で広告サービスを提供する。
同社によれば、2015年6月時点のInstagramの月間利用者数(MAU)は全世界で4億件、日本で810万件。カンター・ジャパンの調査によれば、日本のユーザーが企業による投稿に求めているのは「内容が面白い」「写真が高品質」などだという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」