店舗のマットからウェブコンテンツへ--ダスキン、空間認識技術を用いたO2Oサービス

 ダスキンは9月24日、インフォアクトと共同でマットとIT技術を応用した特許を取得し、特許技術を活用した新サービス「SEND(センド)」を開発したと発表した。


「SEND」イメージ

 SENDは、ダスキンが提供するアプリ「SEND」または、契約企業が提供するSEND対応スキャンツールを導入したスマートフォンなどを利用するサービス。

 店舗の入り口などに設置されたマットをスキャンすることでチェックインでき、あらかじめ設定したウェブコンテンツに誘導できる。マット専用に開発した空間認識技術(特許)により、特別な機器などを設置せず、瞬時にチェックインできるという。


「SEND」利用の流れ

 ダスキンでは、アプリSENDに加え、既存アプリに追加できるモジュール(チェックイン機能のみ)の提供を準備しており、チェックインツールとしてSENDの普及と各企業との提携サービスの拡大を進める計画。また、インバウンド需要の高まりが予測される訪日外国人に対する“おもてなしツール”として、提案を進めるとしている。

 なお、SENDというネーミングには、英語の“送る”“届ける”という意味のほか、“鮮度”のある情報を同サービスで提供したいという想いを込めたそうだ。

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