リサーチ会社のニールセンは7月14日、視聴行動分析サービスを提供する日本のニールセンを通じて、「ニールセン デジタル広告視聴率」の日本国内での提供を開始した。
動サービスの日本での提供は、Facebookとのパートナーシップによって実現。Facebookの日本国内のアクティブユーザー2300万人から集合的に積算された、個人に紐付けされない性別・年齢別データを、ニールセンの日本市場代表性を確保したパネルデータで修正し、消費者の属性を読み取るという。
調査結果は24時間以内にオンラインのインターフェース上に表示され、顧客企業は自社の広告キャンペーンの結果をすぐに知り、必要に応じてキャンペーンの途中でも広告を改善し最適化できるようになる。広告主や広告代理店、媒体社などは、同サービスを使うことで、広告効果をより正確に説明し、他社との比較や検討が可能になるという。
同社では、すでに同サービスを北米、欧州を中心に12カ国で展開中。今後、フィリピンやタイ、マレーシア、メキシコでの提供開始を予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」