楽天は4月6日、有隣堂が4月24日に新宿・小田急百貨店新宿店本館10階にオープンさせる、書店/カフェ/雑貨販売の複合型書店「STORY STORY(ストーリー ストーリー)」で、電子書籍やポイントサービスなどの楽天グループによるサービスを提供すると発表した。楽天が推進する書店との協業の一環で、書店の活性化を支援したい考えだ。
楽天子会社Rakuten Koboの電子書籍リーダーや、タブレット端末「Kobo Arc 7HD」を店舗内に20台以上配置。店舗内のカフェで「楽天市場」で人気のスイーツを提供したり、季節やトレンドなどにあわせて楽天市場からセレクトした雑貨を販売したりするという。
カフェは共通ポイントサービス「Rポイントカード」に対応。来店者は支払い時に楽天スーパーポイントを貯めたり使ったりできる。また、楽天グループのスポットライトが展開する来店促進アプリ「楽天チェック」で、来店時に楽天スーパーポイントが貯まる仕組みも整える。
書店では、来店者が購入を希望する書籍の在庫がない場合、書店向けサービス「楽天ブックス 迅速配送サービス」を活用し、楽天ブックスで書籍を注文して最短翌日に取り寄せられるようにする。楽天によれば、現状では一般の書店による書籍の取り寄せには約3日~1週間かかっているという。
STORY STORYの営業時間は10時から21時で、不定休。店舗面積は約730平方メートル(約220坪)。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果