楽天グループのチケットスターは2月15日、「楽天チケット」など同社が運営する複数のチケット販売サイトで一時、チケットを購入しようとしたユーザーに他ユーザーの個人情報を表示してしまう不具合が発生していたことを発表した。原因はサーバメンテナンス時の作業ミスに起因するもので、外部からの攻撃によるものではないと説明している。システム上の不具合はすでに解消しているという。
【追記:2月15日23時56分】楽天によれば、調査の結果、個人情報が誤表示された可能性のあるユーザーは169人であることがわかったという。(追記ここまで)
チケットスターによれば、不具合が発生していたのは2月14日21時頃から2月15日0時45分まで。個人情報漏えいの可能性のあるユーザーは、当該時間帯に同社システムを使って チケットを購入した人および購入を試みた人、また、当該時間帯にマイページおよび購入履歴確認画面にログインした人。漏えいしたおそれのある情報は、「氏名」「住所」「メールアドレス」「電話番号」で、クレジットカード情報は含まれていないという。
なお、マイページと購入履歴の確認機能は、二次被害防止に向けた改善作業のため、当面は提供を取りやめるとしている。
ユーザーからの問い合わせはお客様相談室で受け付けている。電話番号は、0800-808-0010。メールアドレスは、customer_support@ticketstar.jp。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス