Appleは2014年9月、公式にスマートウォッチの製品シリーズを発表し、シンプルに「Apple Watch」と名付けたが、一部の詳細については明らかにせず、後日公表するとした。
そして米国時間3月9日、サンフランシスコで開催されたメディアイベントで、これまで不明だった情報がようやくいくつか明らかになった。
しかし、今回明らかになった情報はそれほど多くない。
3月9日に明らかになったのは、次のようなことだ。
米CNETの記者Scott Steinは、最新版のApple Watchを試用する機会を得ることができた。試用してみた印象は次のようなものだ。
前回Apple Watchを見た時とは違い、今回は自分で機能を試してみることができた。腕に付けてみた印象は、前回と同じくよかった。重すぎず、おしゃれで、バンドは快適だ。操作には、タップ、スワイプ、横側にある2つのボタンを使う。1つはなめらかな小さなボタンで、もう1つはボタンとスクロールホイールの両方の役目を果たす「Digital Crown」だ。
タップするとディスプレイが起動し、スワイプで「Glances(グランス)」が表示される。グランスは、天気、株価、車の場所など、さまざまな情報を表示するアプリだ。Googleの「Android Wear」で使われているカードと同じで、タップすることで完全版のアプリが起動する。たとえばInstagramの写真をクリックすれば、Instagramのミニアプリが立ち上がる。小さな2つ目のボタンをダブルクリックすると、「Apple Pay」が起動する。このアプリは、「Touch ID」センサがないことを除けば、iPhone版と同じように動作する。クラウンを押せばいいのか、もう1つのボタンを押せばいいのか、スワイプか、タップかが分からなくなることが時々あった。しかし、デモルームで見たインターフェースは基本的にスムーズに動いていた。
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