Appleの「iPhone 6」がけん引し、第4四半期に米国で同社のモバイルOSのシェアがトップに躍り出たと、調査会社のKantar Worldpanelが明らかにした。
Appleの「iOS」がトップになったのは2012年第4四半期以来のことで、Googleの「Android」を0.1%の差で抑えて首位に立ったと、Kantar Worldpanelは現地時間2月4日に発表した。2014年第4四半期中に米国で販売された全スマートフォンのうち、AppleのモバイルOSは47.7%を占め、Androidの市場シェア47.6%をわずかに上回った。他のモバイルOSで唯一、1%を超えるシェアをかろうじて獲得したのはMicrosoftの「Windows Phone」で、そのシェアは3.8%だった。
Appleはさらに、欧州や中国など他の主要な市場でもシェアを伸ばしたと、この調査会社は報告している。
2014年第4四半期におけるAppleの成功は、同年の9月後半に発売されたiPhone 6と「iPhone 6 Plus」の記録的な人気によるものだ。
AppleのモバイルOSが第4四半期に収めた勝利は一時的な現象で終わるかもしれないが、Androidを搭載するデバイスの数がきわめて多いことを考えると、これは重要な勝利だと言える。第4四半期に購入可能だったApple製スマートフォンはほんの数種類だが、これで店頭に並ぶすべてのAndroidデバイス(米国だけでも数十種類ある)を上回ることができたからだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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