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アップルの「Retina 5K」搭載「iMac」レビュー--プロの目にも印象的な美しさ - (page 2)

Dan Ackerman (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2014年11月11日 07時30分
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 では、この製品はあなたのニーズにあったiMacと言えるのだろうか?写真や動画関係のプロなのであれば、真剣に検討してみる価値があるはずだ。そういった人々であれば、既にMac Proに目を向けているかもしれないが、今回の製品は5Kディスプレイを搭載しており、開始価格は500ドルも安いのだ。その一方で超高解像度コンテンツを扱っているわけではない、あるいは画面を間近で見ないのであれば、1799ドルというより求めやすい開始価格の、5Kディスプレイを搭載していない標準的な27インチiMacを検討することになるだろう。

AppleのiMac Retina 5Kディスプレイモデル(27インチ、2014年型)
レビュー時の価格 2499ドル
ディスプレイサイズ
(解像度)
27インチ
(5120×2880ピクセル)
プロセッサ Intel Core i5-4690(3.5GHz)
メモリ 16GバイトDDR3 SDRAM(1600MHz)
グラフィックス AMD Radeon R9 M290X(2Gバイト)
ストレージ 1テラバイト
(Fusion Drive)
光学ドライブ 非搭載
ネットワーク 802.11ac Wi-Fi、Bluetooth 4.0
OS OS X 10.10 Yosemite

デザインと機能

 この製品の本体形状は、過去にレビューした、2013年の後半に発売された現行の27インチiMacと同じだ。2012年10月にAppleがこのデザインを最初に発表した際には多くの人が度肝を抜かれた。芸術性を重視した撮影と考え抜かれたカメラアングルによって、実際には本体背面の中央部が緩やかに盛り上がったお椀型であるにもかかわらず、完全に平らに見えたのだ。

 2013年型のiMacをレビューした際にも述べたように、お椀型のパネルと曲線美あふれる一体型のスタンドによって、この製品はApple製品のなかで最も有機的な雰囲気を持つものに仕上がっている。この点は、オールインワン型というデスクトップPCのジャンルが、無味乾燥なタワー型PCや、持ち運びに適したノートPCとは一線を画しており、家族のコンピュータ使用やキッチンPC、芸術的な創作活動と密接に関連しているということを考えると、十分うなずける。

 この製品のポート類は、Appleの他のほとんどの製品と同様に背面パネルに集約されており、ディスプレイのヒンジ近くの小さなパネルからアクセスできるようになっているRAMを除き、コンポーネントへのアクセスは簡単とは言えない。同梱されている「Magic Mouse」とキーボードは以前のモデルと同じものであり、マウスは筆者のお気に入りである「Magic Trackpad」との交換も今まで通り可能だ。

提供:Josh Miller/CNET
提供:Josh Miller/CNET

5Kディスプレイの評価

 では、この新型iMacに興味が集まっている本当の理由、すなわち5120×2880ピクセルという超高解像度ディスプレイに目を向けてみよう。この製品と以前の製品の見分けはつくのだろうか?また、この新型ディスプレイのためにより多くを支払う価値はあるのだろうか?Appleが4K解像度を飛ばして5K解像度の世界に進んだのは、Microsoftが「Windows 9」を飛ばして「Windows 10」を発表したようなものなのだろうか?

 われわれはRetina 5Kディスプレイを搭載したこの新しい2014年型iMacを米CNETのテレビ評価ラボに持ち込んだ。このラボには1080pから4K解像度、そして今回のような4Kを超える解像度のディスプレイを評価、テストするための機材がそろっている。そのラボで5Kディスプレイを搭載した今回のiMacと、同様のハイエンドスペックで、HDよりも解像度の高い2560×1440ピクセルというディスプレイを搭載した2013年型iMac(GPUはAMD製ではなくNVIDIA製)を並べ、米CNETでテレビのテストを専門にしているDavid Katzmaier氏の手を借りて評価することにした。

 なお今回の比較では、2014年型iMacのみが最新OSである「Yosemite」を搭載しているという点に留意されたい。また、2013年型iMacはほぼ1年間にわたって使用されてきている点も指摘しておきたい(ただし画質等の劣化は感じられない)。

 最初の評価項目は、それぞれのディスプレイを最大輝度にし、白いテストパターンを表示させた時の明るさだ。2014年型の5Kディスプレイ搭載iMacは461.1カンデラ毎平方メートル、そして2013年型は458.9カンデラ毎平方メートルと、ほとんど同じだった。

提供:Sarah Tew/CNET
左側が5Kディスプレイ
提供:Sarah Tew/CNET

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