アップルは日本時間10月17日、同社の高解像度「Retina Display」を搭載した新デスクトップコンピュータ「iMac」を発表した。「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」は同日よりすでに販売されており、オンラインのApple Storeでは3〜5日の出荷予定日(6時現在)となっている。
27インチのiMac Retina 5Kディスプレイモデル(5120x2880)を搭載し、価格は税別で25万8800円から。標準の27インチiMacのディスプレイより4倍多いピクセルを持つ。
ディスプレイパネルは厚さ1.4mm。その中身は23層もの構造でつくられているという。ディスプレイの頭脳となるタイミングコントローラ「TCON」により、高解像度を実現したとしている。
プロセッサは第四世代の3.5GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)で、オプションとして4.0GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.4GHz)に変更可能だ。グラフィックスはAMD Radeon R9 M290Xグラフィックプロセッサ(2Gバイト GDDR5メモリ搭載)で、AMD Radeon R9 M295X(4GB GDDR5メモリ搭載)に変更可能。
メモリは8Gバイト(4Gバイト×2)1,600MHz DDR3メモリ、ユーザーがアクセスできるSO-DIMMスロット×4を備える。メモリは、16Gバイトまたは32Gバイトに変更可能。ストレージは1TバイトのFusion Driveを搭載し、オプションで3TバイトのFusion Driveまたは256Gバイト、512Gバイト、1TバイトのSSDに変更可能だ。
このほか、「VESAマウントアダプタ搭載iMac」(26万3200円〜)もある。VESA規格に準拠した壁掛け用マウント、デスク用マウント、多関節アーム(いずれも別売り)のうち、好きなものと組み合わせられる。
なお、新たなラインアップに合わせてiMacの価格を改定しており、21.5インチモデルは11万6800円〜(旧:10万8800円〜)、27インチモデルは19万8800円〜(旧:17万8800円〜)と値上げしている。
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