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「iPhone 6」レビュー(後編)--大きくなった新端末を手にして分かったこと - (page 2)

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2014年10月02日 07時30分
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通話品質

 新型iPhoneには、通話の音声品質を向上させる仕組みが入っている。VoLTEを使用した高品質な音声通話が可能なことと、携帯の電波が弱い場合に、Wi-Fiを使って通話できることだ。これらの仕組みはテスト時点では導入されていない通信会社もあり、導入時期は通信会社によって異なる。

 T-MobileではVoLTEもWi-Fi通話もテスト時点でも利用可能な状態だった。VerizonのVoLTEはiPhone 6の発売日である米国時間9月19日までには全米で開通していたはずだ。AT&Tについては、もう少し時間がかかる。いくつかの都市ではVoLTEが試験されているが、地域によっては2014年中のさらに遅い時期になる可能性がある。

 VoLTEのもう1つの利点は、Verizonの顧客がようやく音声とデータを同時に扱えるようになることだ。これは、以前のiPhoneでは不可能だった。ただし、この恩恵を受けるには、通話の両側がVoLTE対応のスマートフォンを使用しており、しかもVoLTEのカバーエリアに入っている必要がある。

 筆者は何度も「FaceTime」の通話と音声通話を試し、iPhone 6とiPhone 5sを比較してみた。Facebookの通話は、iPhoneの前面カメラが改善されたおかげで、よくなったように見える。通話の音声はiPhone 5sよりもクリアになり、ややソフトで弱い音に聞こえた。

カメラ

 最近では、スマートフォンのカメラは、毎年大きく改良されることが期待されている。新型iPhoneの最大の改良点は、オートフォーカスだ。8メガピクセルの背面「iSight」カメラは、ピクセル数もフラッシュも1年前のモデルと同じだが、写真と動画の両方でオートフォーカスが改善されている。Appleは新しいセンサに「Focus Pixels」を搭載したと説明しているが、その意味は、以前よりもずっとピンボケになりにくいということだ。焦点を合わせるためにタップする必要はなくなった。iPhone 5sは素晴らしい写真が撮れるのだが、多くの場合、鮮明な写真を撮るには焦点を合わせるために長い時間をかける必要があった。Phone 6は焦点合わせが速く、しかも自動的にやってくれる。

提供:Scott Stein/CNET
ランボーフィールドで、夕暮れ時にJets対Packersの試合を撮影してみた。
提供:Scott Stein/CNET

 前面カメラと背面カメラのピクセル数は以前と同じで(背面は8メガピクセル、前面は1.2メガピクセル、)、フォーカスを除けば、自宅の周囲で撮影した写真はどちらのカメラも大差はなかった。筆者の目には、iPhone 6のカメラには、iPhone 5sとiPhone 5の差ほど大きな性能向上は見られない。LEDの「True Tone」フラッシュも、サファイアレンズも先代と同じだ。

提供:CNET
背面のiSightカメラで撮影したニワトリのぬいぐるみ。
提供:CNET

 しかし、素早く鮮明に撮影しようとするときのオートフォーカスの重要性は過小評価すべきではない。特に動画についてはそうだ。実際、この新型iPhoneのカメラのもっとも重要な改善点は、おそらく動画撮影に関するものだろう。動画は、誰かが素早く画面内に出入りしても品質が高いものが撮影できる。例えば、リビングで5歳と1歳半の筆者の騒がしい子供たちが走り回っているのを撮影しても、映像は鮮明だ。

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