米国の非営利消費者団体Consumer Reportsは、Appleの新型「iPhone」に圧力を加えた場合に、先週公開された動画で示唆されていたように他の端末よりも本当に曲がりやすいのかどうかを確認する実験を行った。
Consumer ReportsはInstronの圧縮試験機を使用し、市場で提供されている複数の主要な端末をテストした。数値が高いほど柔軟性が低いことを表す。
最も数値が高かったのはサムスンの「GALAXY Note 3」だった。同端末は150ポンド(約68kg)まで変形せず、「LG G3」や「iPhone 5」よりも20ポンド(約9.1kg)高い圧力に耐えた。
「iPhone 6 Plus」は90ポンド(約41kg)で湾曲し始めた。
「iPhone 6」と「HTC One M8」は70ポンド(約32kg)までしか耐えられなかった。
今回のテストでは、いわゆる3点曲げ試験を行った。端末の上下端を固定して中央に圧力をかけるものだ。10ポンド(約4.5kg)の圧力を30秒間加え、端末の形状が元に戻るまで休み、さらに10ポンド強めて圧力を加えていく。
この操作を、端末が変形して元に戻らなくなるまで繰り返した。
Consumer Reportsは、新型iPhoneについて、Unbox Therapyによって公開された「YouTube」動画を見た人々が信じ込んでいるよりもはるかに曲げにくいと結論付けている。
では、80ポンド(約36kg)という力がどれほどの大きさなのか?これらのテストでは、鉛筆4本を折るのと同じ力が圧縮試験機で必要とされたことを示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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