「iPhone 5」は、消費者の間で最も高い人気を維持していると、新たな調査が伝えている。
Localyticsが自社のモバイルネットワーク上で検出されたiPhoneの各モデルの台数を調査したところ、最も高いシェアはiPhone 5の27%、続いて2013年発売の「iPhone 5s」が25%だったという。3位は21%の「iPhone 4S」で、「iPhone 4」は13%だった。「iPhone 5c」はわずか8%にとどまり、これらを除くモデルを合わせたシェアは5%だった。
その差はわずかとはいえ、iPhoneの従来機への人気が相変わらずトップなのはなぜだろうか。理由の多くが、顧客を1つの端末に丸2年間縛り付けている標準的なキャリア契約の結果といえるかもしれない。2012年の発売以来、iPhone 5が必需品だと証明されるようになり、多くのモバイル顧客がこのまま同じ端末を持ち続けたい気持ちに駆られている可能性はある。つまり、こうした人々は、5sをスキップして2014年の新モデルを待つつもりだということだ。
それでも5sは、iPhoneトラフィック全体の4分の1を占め、その人気に衰えはみられなかった。また、今後についてみると、iPhone 6の売れ行きにある程度弾みがつけば、iPhone 5のシェアが急速に低下することは確実だろう。iPhone 6は、米国時間9月9日に発表されるというのが大方の予想だ。
だが今回はiPhone 5が、Appleではもはや販売されていないにもかかわらず、首位の座を維持した。また、iPhone 4は、2年契約付きで無料提供されていることから、3位につけていたとしてもおかしくはなかっただろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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