LINEは8月20日、ユーザーが「LINE」の自作スタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」 の最新実績を発表した。サービスを開始した5月8日~8月7日の約3カ月で、上位10位のスタンプ平均販売額は2230万円に及ぶという。このうちの約5割がクリエイターに支払われる。
4月17日よりクリエイターとスタンプの登録受付を開始し、8月7日までの約3カ月半で、登録クリエイター数は14万9000人、登録スタンプ数は3万セットを突破している。また、参加しているクリエイターの国籍は累計世界124カ国におよび、国内のみならず世界中のクリエイターが参加しているという。
5月8日より販売を開始したクリエイター自作スタンプの販売総額は12億3000万円、購入されたスタンプ総数は1241万セットとなっている。また、8月19日時点で販売中のスタンプは1万セットを超えているそうだ。販売金額上位のスタンプ平均販売額は、売上10位までの平均が2230万円、30位までが1290万円、100位までが650万円、200位までが410万円となっている。
また、スタンプ1セットあたりの販売額比率では、8月7日時点で販売中のスタンプのうち55.5%が販売額1万円以上となるなど、販売額上位のスタンプ以外も広く購入されているという。クリエイターは、分配された金額から源泉所得税や振込手数料などを差し引いた約5割の金額を受け取ることができる。なお、クリエイターや購入者の国により適用される税率は異なる。
同社によれば、8月19日時点でLINEのプラットフォーム上で提供しているLINEスタンプの総数は、1万1351セット(内訳:公式スタンプ1155セット、クリエイターズスタンプ 1万196セット)で、1日あたりのLINEスタンプ送受信回数は18億回以上に及ぶという。
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