調査会社Canalysによると、2014年第1四半期に「iPad」の販売は不調だったものの、Appleは世界のPC市場でトップの座を維持したという。Canalysの調査では、PC出荷台数にタブレットも含まれる。
iPadの出荷台数は第1四半期に「これまでで最も」落ち込んだが、Appleはタブレット市場でのリードを「しばらく」維持するだろう。Canalysは米国時間5月8日、iPad版「Microsoft Office」のようなアプリや強力なエコシステムがあることでAppleの影響力が依然大きいとして、こう述べた。
Appleは第1四半期、iPadと「Mac」をあわせて2000万台出荷している。
第2位につけたのはLenovo。同社はタブレットと従来のPC(ノートとデスクトップ)をあわせた出荷が前年同期の10%から12%に増えた。Canalysによると、Lenovoはノート、デスクトップ、タブレットの市場でそれぞれ1、2、3位につけているという。
総出荷数の第3位はHewlett-Packard(HP)だった。同社は今もタブレット市場で苦戦している。
CanalysはHPが3G/4G対応のタブレットを提供する傾向に触れながら、「HPが第1四半期に出荷したタブレットは40万台に満たなかった。同社には宿題がたくさん残されている・・・しかし、今は接続性の面で他社との違いを強調したタブレット戦略を打ち出している」と、述べる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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