サムスンは「Galaxy S5」を256ドルで製造し、約600ドルで販売している。少なくとも、同スマートフォンを分解した調査会社IHSの計算では、そのような結果が出た。
IHSの分解記事を公開前に閲覧したRe/codeが説明したように、IHSは、S5の製造コスト(部品コスト)が過去のGalaxyスマートフォンより若干高いことに気づいた。IHSのアナリストであるAndrew Rassweiler氏が声明の中で述べたところによると、600ドルで小売りされた過去のGalaxyスマートフォンの部品コストは約200ドルで、このことはサムスンの「コストが上昇した」ことを示しているという。
Galaxy S5の部品の中で最も高コストなのは、63ドルのディスプレイモジュールだ。DRAMおよびフラッシュメモリモジュールのコストを合計すると33ドルになる。IHSによると、指紋センサのコストは約4ドルで、Appleが15ドルのコストをかけて「iPhone 5s」に搭載した「Touch ID」センサより大幅に安いという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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