Twitterは、ユーザーがツイート経由で商品を直接購入できるようにする計画であることをまだ認めていない。しかし、このほど公開されたモックアップは、そのようなシステムがまもなく登場することを示唆している。
Re/codeが最初に発見し、本稿執筆時点ではまだ公開されていたモックアップによると、ユーザーは、「Twitter Commerce」という名称になる可能性があるシステムを通じて、ツイート内から直接購入が行えるようになるという。
このモックアップからは、ユーザーのフィード内の購入オプションを含むツイートには「Twitter Commerce」ラベルが表示されることが分かる。クリックしてそのツイートを開くと、「Buy with」ボタンが表示され、そこからEコマース取引を開始できるようだ。購入者は続いて自分のクレジットカードや関連する支払情報を入力する。これらの情報を初回以降も入力する必要があるのか、あるいは何らかの方法でこれらが保存されるのかどうかは不明だ。
このモックアップは、オンラインコマースサイトのFancy.comがウェブ上に掲載したもの。Twitterの会長兼共同創設者であるJack Dorsey氏は、Fancy.comの取締役である。
TwitterとFancy.comはいずれも、米CNETからのコメント要請に応じていない。
ただし、Re/codeは、Twitterの商取引システムがオンライン決済企業Stripeのテクノロジを利用する予定だとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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